最近注目されている七ツ森の樹木葬
生きとし生けるものは皆、死ねばあと土に還るだけです。
そのため昔から土の中に埋葬されるのです。
しかし、今は様々な事情から、火葬後に遺骨は墓石の中に納められるのが一般的です。
墓石の下が土になっていれば、土に還ることはできますが、コンクリートで囲まれている場合も少なくありません。
また墓石の存在感がありすぎて、墓石の中に遺骨はあるけれども、自然に還ったとイメージすることが難しいのが現実ではないでしょうか。
このような状況の中で、最近は自然葬に高い関心が集まるようになっています。
つまり、土に還る葬送を望む人が増えているということです。
ただ法律上勝手にどこの土の中にでも埋葬することはきません。
きちんと行政から埋葬許可を受けている場所において、土の中に埋葬する必要があります。
宮城県にある禅興寺では、この最近の埋葬に対する新たなニーズに応えるために、自然葬の中でも樹木葬を行っています。
樹木の周辺に遺骨を埋葬する自然葬で、好きな花や木を植えることもできます。
埋葬する場所は美しい七ツ森と呼ばれる森の中で、指定された場所に埋葬することができます。
春は美しい桜が花を咲かせ、新緑は濃い緑に覆われます。
秋の紅葉や冬の銀世界はため息が出るほどの美しさです。
綺麗に生地及び管理されており、心から自然に還ることができるのだと思えることでしょう。
墓地継承者がいない方や形ある墓は残したくない、美しい花々に囲まれたいという方は、樹木葬を考えてみてはいかがでしょう。